消防協力団体に対する感謝状贈呈式


令和2年2月5日、とかち広域消防局にて、消防協力団体に対する感謝状贈呈式を行いました。
帯広天然温泉ふく井ホテルの従業員の皆様による迅速かつ的確な救命活動により1人の男性の命が救われました。

【救急事案の概要】
 令和元年11月9日12時25分頃、帯広天然温泉ふく井ホテルの客室において、59歳の男性が同僚と会話中に突然胸の苦しみを訴え意識を失いました。同僚の方がフロントへ連絡し、駆けつけたホテル従業員のAEDによる電気ショック等の心肺蘇生法実施により、救急隊到着時には呼吸と脈拍が再開する状態にまで回復していました。
 その後、男性は病院に搬送され、現在は後遺症もなく無事に退院しています。

 帯広天然温泉ふく井ホテル 様は、帯広消防署が推進する救命アシスト事業の協力事業所として平成25年に認定され、多くの従業員の皆様が心肺蘇生法について講習を受講しています。このような中で従業員の皆様が一丸となり救命のリレーが途切れることなく繋がったことにより尊い命が救われた素晴らしい事例です。

上田消防局長より感謝状が贈呈されました。

左から上田消防局長、西尾氏、関取締役支配人、細田氏、長原氏、編田帯広消防署長。

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